現在では関西地方を中心にシルバーコーティングが浸透し、類似品もよく見かけるようになりました。 でも、やっぱりシルバーコーティング日傘はリーベンひんやり傘なんです。 そこで、よく頂くご質問にお答えします。
1)類似品とコーティングに違いはありますか? コーティングの濃さが違います!濃い分、遮光性や遮熱性に優れています。 コーティング加工は、傘立てなどの固い所や尖った所で生地が擦れると剥がれることがあります。 コーティングが薄いと剥がれる可能性が高くなるため、長年のノウハウで濃いコーティングにこだわっています。
2)なぜ、シルバー色のコーティング面が外側なんですか? シルバーコーティングが紫外線や太陽熱などを反射しています。 内側にコーティングしているものも見かけますが、あまりお勧めできません。 気象庁ホームページによると、アスファルトで10%、砂浜では25%もの紫外線が反射しているそうです。傘を差して上から紫外線を防いでも、下から紫外線が来ているのです。 コーティングが内側にある傘では、アスファルトで反射した紫外線を、顔に集めているようなものです。パラボナアンテナや、カメラマンの使うレフ板をイメージしてください。だからシルバー色のコーティングは、外側でなければ意味がないのです。 逆に、照り返しがない黒色コーティングでは、内側コーティングの商品を開発し、大人気となっています。→クールプラス
3)骨がプラスチックのようですが、大丈夫ですか? ほとんどのシルバーコーティングの日傘で、親骨(傘部分の8本もしくは6本ある骨)にグラスファイバー骨を使用しています。グラスファイバーとは、FRP、もしくはガラス繊維強化プラスチックと呼ばれる素材です。見た目は普通のプラスチックのように見えるかもしれませんが、一般的な傘で使われている鉄製の骨に比べて、軽くて丈夫、しなって折れにくい、錆びない素材です。毎日持ち歩く日傘だからこそ、軽く丈夫な骨組にこだわっています。
4)生地に張りがありません。不具合品でしょうか? シルバーコーティングの傘は、日に当たると伸縮率の関係で生地が張る為、最初から張ってしまうと、日に当てた時に骨に負担がかかってしまいます。その為、わざとゆるみをもたせた仕様になっております。8本骨に比べ、6本骨の商品の場合は、生地の幅が広い為、よりたるんで見えることもあります。
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