傘を差しながらの自転車の運転は、危険ですのでおやめください。
傘を自転車に取り付ける補助具なども販売されておりますが、自転車に取り付けること を想定して、傘骨は設計されておりません。思いがけない突風で転車ごと転倒することも考えられる上、歩行者とのすれ違いの際に、傘骨が接触すると非常に危険です。
道路交通法においても、傘差し運転は違反です。傘を差して片手運転を行うことが違反であることはもちろんのこと、傘を取り付ける補助具をご使用で自転車を両手で運転している場合でも、ほとんどの場合が積載物サイズ超過に当てはまり違反です。
道路交通法によると、積載物が自転車より15cm以上外に出てしまう場合、つまりハンドルの横幅よりも、傘を開いたときの直径が30cm以上長い場合違反とされています。自転車のハンドルの幅は大体50cm~55cmくらいですので、傘を開いた時の直径が80~85cm以上であれば違反です。
厳密に取り締まっている地域もあれば、そうでない地域があるのも事実ですが、行為そのものが危険であることは間違いありません。お避け下さい。
1 使用前 : 生地・ネームバンド(生地の留め布)が絡まっている状態で、傘を開くと骨が曲がる、折れる原因となります。生地が絡まった状態でジャンプ傘のボタンを押してしまうことが良くあるようです。傘を開く前には、軽く振って生地の絡みをなくしてから傘を差しましょう。
2 使用後 : 使用後は、陰干しをしてください。濡れたまま収納すると、生地の変色、カビ、撥水機能の低下や骨のサビの原因となります。また、直射日光に当てると傘生地の色褪せや、繊維・表面加工をいためる原因ともなります。
3 洗浄 : 水洗いはできません。また、傘生地には表面加工が施されていますので、強く拭くことは避けてください。やむを得ず拭く際には、ぬるま湯に中性洗剤を薄めてスポンジに含ませ、軽く優しくなでるようにしてください。